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【イベントレポ】韓国の奇才ナ・ホンジン監督&日本の俳優、國村隼!監督最新作『哭声/コクソン』(3・11公開)のプレミア上映会に登壇!「自分の6年間の全てを注ぎました」


『チェイサー』や『哀しき獣』のナ・ホンジン監督最新作で、昨年韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録した究極のサスペンス・スリラー『哭声/コクソン』(クロックワークス配給・3月11日からシネマート新宿ほかにて公開)。 その公開に先駆けて、24日にシネマート新宿で行われたプレミア上映会にナ・ホンジン監督と出演の日本の俳優、國村隼が登壇し、ティーチインイベントを行った。

ナ・ホンジン監督は5年3ヶ月振りの来日となり、日本から参加し、平和な田舎の村に大きな変化をもたらす〝よそ者〟を演じ、第37回青龍映画賞で外国人俳優として初受賞(男優助演賞・人気スター賞)した國村隼。そんな話題の2人を見ようと上映チケットは即完売し、立ち見チケットまで発売される大盛況ぶりの中、割れんばかりの拍手で迎えられた2人は、予定時間を大きく超える40分以上にわたって、観客からの作品に対する質問に答えた。

「皆さんは日本で一番最初にこの映画をご覧になってくれた方々です。うれしくてうれしくて、1人1人にハグしたい気分です」と國村。

「シナリオから6年ぐらいかけて作った映画で、今日という日を迎えられてうれしく思います」とナ・ホンジン監督は挨拶。

また國村を起用した理由について監督は、

「シナリオが出来上がり日本人俳優が必要ということになって、國村さんと同じぐらいの年の俳優を沢山調べました。中でも國村さんのことは以前から作品を通じて知っていて、ずっと尊敬していた存在なんですが、色んな作品を観ているうちに特徴があることに気付いたんです。カットごとに完成された演技をしているのが印象的でした。『哭声/コクソン』の中で、〝よそ者〟という役柄は、この人ってどういう存在なの?と疑問をなげかけるとても重要な役どころで、その役をやり遂げられるのは國村さんしかいないと確信をもって日本に来てオファーをさせていただきました」と明かした。(次ページにつづく)

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