【インタビュー】韓国人気実力派俳優ファン・ジョンミン！主演映画『ヒマラヤ～地上8,000メートルの絆～』(7・30公開)で実在の伝説的登山家を大熱演！「なぜ俳優をやっているのか？それは大好きだから！」

――実際、撮影はどのように大変だったんですか？

「最初はどのくらい大変なのか分かりませんでした。俳優、スタッフの全員が山岳映画というジャンルに初めて挑戦したので、参考にするものが何もありません。例えばアクションやラブストーリーなどはモニターを通してどのシーンが最も良いか判断する材料がありますが、今回は山が舞台となっていてそのような資料がなくて、それが大変でした。それに、私だけが大変だったんじゃなく、みんなが大変でした。どんな映画を撮影するときも、たくさんの方に力を借りましたが、『ヒマラヤ』の場合、力になってもらえることがないんです。例えば山に登っていく間、スタッフの方も自身の生存を賭けていました。私たち、俳優たちは自分たちの荷物だけを持っていけばいいんですが、スタッフの方々は重い荷物も持っていかなければならないので、もっと苦労されたと思います。少しでも緊張を緩めてしまったら大きな事故が起こるかもしれないという状況が多かったんですが、事故もなく、終わることができたことに本当に感謝しています」

――撮影が終わったあと、俳優、スタッフ一同の絆がより一層深まったのではありませんか？

「そうですね。他の作品でも、撮影が終わってから連絡を取ったりしますが、特に『ヒマラヤ』の同僚たちは、一度、戦争で共に戦った戦友たちのようにお互い言葉にしなくても目を見ればわかるというような絆があります。本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、立派な人たちです。今回の撮影を共にやりきったということ自体が素晴らしいと思います」

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