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【インタビュー】韓国の名女流監督イム・スルレ監督!韓国実力派俳優イ・オル×ファン・ジョンミン共演!韓国映画『ワイキキ・ブラザース』JAIHOで3/14配信開始!「人生は美しいものです」


――本作は約20年前の2001年の作品ですが、2001年よりもっと前の時代を描いたようなレトロな雰囲気を感じました

「特別な意図はなかったんですが、バンドの活動をしている主人公たちが暮らすことになるチュンジュ(忠州)というところが、韓国の小さな地方都市なので、もしかしたら、それでそのように見えたのかも知れませんね」

――本作を撮ろうと思われたきっかけは何ですか?

「そもそもは私の友人の映画監督が自分で高校時代にバンドをやっていて、20年後に同窓会で昔のバンドメンバーと再会するという実際にあったシノプシス(あらすじ書き)を書いていたんですね。それを私に見せて、意見を聞かれたんですが、その友人の映画監督が自分が撮るよりも、私の方が人生の悲哀など上手く表現できるだろうと言って、託されたんです。それ以降は私が実際に飲み屋で演奏しているバンドのメンバーを訪ねていって取材をしながら物語を作っていって、台本を書き上げたんです」

――本作は20年前の作品となり、なんと今をときめく韓国の実力派俳優の若き日を観られる韓国映画ファンにはお宝のような作品だと思います。まずは、主役を演じたイ・オルさんの撮影エピソードを教えてください

「イ・オルさんはバンドのリーダー役で、実際は音痴だったというエピソードがあるんですが、イ・オルさんは私が助監督をしていた頃に知っていた俳優さんだったんですね。それで、この役だったらイ・オルさんが合うんじゃないかなと思ったんですが、その頃、イ・オルさんは俳優をやめていて、消息を尋ねたら不動産会社の社長になっていました。さらに中年のおじさんらしく、かなり太っていたんです。だから、すぐに痩せて欲しいとお願いをしたら、1ヶ月で10数㌔痩せてくれて出演できました(笑)」

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