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【インタビュー】韓国人気イケメン実力派俳優イ・ドンゴン!出演韓国ドラマ「七日の王妃」(DVD発売中)で稀代の暴君、燕山君を熱演!「自分の新しい芝居にゾクゾクしました!」


――これまでのドンゴンさんのイメージとは真逆の役柄でしたが、不安はなかったですか?

「不安はまったくなく、逆に快感でした。ドラマの撮影が進みセリフを言うたびに、この19年間やってきたものとは違う俳優に自分がなっていくのが分かりました。僕自身が表現方法を1つずつ変えていったからです。ゾクゾクしました。これまでやってきた芝居とは、まったく違う芝居ですからね。もちろん、1話と2話の放送を控えた2日間ほどは、僕の芝居を観る視聴者の反応が怖かったですよ。どう感じてもらえるかわからないですから。でもカメラの前で演じている時は、幸せを感じてました」

――燕山君を演じるにあたり、最も気を使った点は?

「個人的な感想ですが、僕が感じた燕山君イ・ユンは、深刻な心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていると思いました。そのことを念頭に置いて芝居をしました。彼は他人のことは眼中にないし誰にも心を開かない。そして自分の行動に一切迷いがないんです。燕山君はそういう男なので、平気で人の命を殺めるし、また信頼している忠臣に、自分が信頼していることを絶対に悟られまいとする。第1話から、そういう点に気を使って演じました。そのため、共演した先輩たちは戸惑っているようでした。芝居をしていると、先輩が『今、燕山君は怒っているのか?』と聞くんです。僕は『いいえ。彼はいつもこんな感じだと思います』と答えました。いわゆる常に不機嫌な状態です。親しげで優しい雰囲気のほうがよさそうなシーンでも、僕のイメージする燕山君には、それはあり得ないと思いました。彼はいつも不安を感じ、気が立っている役柄だったからです」

――誰にも愛されない悪役を演じるのは、精神的に大変だったと思います。今回の撮影で、つらかったことは何ですか?

「この作品は、いいシーンがとても多かったと思います。特にイ・ユンについていえば、彼のキャラクターを最大限に生かしたシーンばかりでしたね。その素晴らしい脚本を、いかに100パーセント表現するかが大変でした。例えば、怒り狂うシーン、己の境遇を嘆き悲しむシーンなど、これらをどう表現しようか、本当に頭を悩ませるシーンが多かったですね。すばらしい台本をどう消化するかが課題で、自分の芝居に多少なりとも満足できた時は、やりがいを感じたし、快感を覚えました」

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