【REVIEW】韓国人気俳優リュ・スンリョン×イ・ドンウク×ヨウォン共演の韓国映画『テンジャン』！世にも奇妙な味噌の味！

映画『王になった男』、『７番房の奇跡』など出演作が軒並みメガヒットを遂げている韓国人気実力派俳優リュ・スンリョンと、「女の香り」の韓国イケメン俳優イ・ドンウク、「善徳女王」の韓国美人女優イ・ヨウォンが豪華共演を果たした『テンジャン』のＤＶＤ(発売元マグザム、パンドラ)が３月２９日（金）に発売となった。

本作で、スンリョンはどこかとぼけた感じの「ＤＢＳテレビ」のＰＤチェ・ユジンを好演している。ユジンはひょんなことから、凶悪な死刑囚のキム・ジョングが死刑執行の直前、「あの味噌チゲが食いたい」と言い残したとことを知る。残忍な死刑囚をも魅了した味噌チゲの味とは？　興味を抱いたユジンは幻の味噌チゲのドキュメンタリー番組の制作を始める。

そして苦労の末、死刑囚が食べた味噌チゲを作った若い女の存在をつかむが、チャン・ヘジン(イ・ヨウォン)という名前しかわからなかった。

前半はスンリョン演じるテレビ局ＰＤが味噌チゲの秘密を探り出すまでを描き、後半でそこに秘められたドンウク演じる山の男とヨウォン演じるヘジンのロマンスを綴る。この構成もおもしろいのだが、後半のドンウンとヨウォン、美男美女によるロマンスが、詩情溢れるファンタジックな映像で描かれており、最大の見所になっている。もちろん恋のゆくえは見ての楽しみ！　メガホンを執ったのは「ラブラブ」を手がけた女性監督イ・ソグン氏。

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文・中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)

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