【インタビュー】韓国人気イケメン俳優キム・ナムギル!主演・超大作アクション韓国映画『パイレーツ』(5/22公開)で海が苦手な海賊を熱演!「初めてコメディ演技を披露しました!」
|――ところで、先ほどすごい監督とおっしゃられたイ・ソクフン監督はどんな人なんですか?
「イ監督は一見、物静かな方に見えるんですが、実際にその通りなんです。ところがその裏にすごいカリスマ性を秘めています。今回、(海賊チョルボン役の)ユ・ヘジンさん、(坊主役の)パク・チョルミンさんなど、出演者はアドリブが止まらない人達ばかりでした。しかも今回の映画のベースはコメディです。現場では常に大爆笑が起きていました。ところが監督がそれを抑えたんです。『やり過ぎだ』と…。先輩俳優の皆さんは少しがっかりしていました。でも皆、監督の力を信じていました。だから先輩方が『監督を信じよう、何かを持っているはずだ』と言って、皆で監督に従い、この作品が出来上がったんです」
《イ・ソクフン監督は長編作としては「放課後の屋上」(06)でデビューし、ファン・ジョンミン、オム・ジョンファの「ダンシング・クィーン」(12)のヒット作を持つ。本作のメガヒットにより、人気監督の仲間入りを果たした》
――ところで、ナムギルさん演じる山賊頭サジョンのライバル、海賊の女船長ヨウォル役のソン・イェジンさんとの共演はいかがでしたか?
「『サメ~愛の黙示録~』で初共演して、今回二度目の共演となりましたが、本当に同性の兄妹のように感じています。とてもチャーミングな方です。でも、実際はとてもサバサバしていて、結構男っぽいんです。こんなこと言うと怒られるかな(笑)。僕のいたずらにも乗ってくるし、イェジンさん本人も結構いたずらをしかけるんです。今回、イェジンさんはアクションでも大変なシーンが多かったはずなのに、本当に頑張っていました。過去に僕達の間に恋愛の噂もありましたが、それを聞いて二人で大爆笑しました。お互い異性として意識できませんから(笑)」