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【インタビュー】韓国人気イケメン俳優キム・ナムギル!主演・超大作アクション韓国映画『パイレーツ』(5/22公開)で海が苦手な海賊を熱演!「初めてコメディ演技を披露しました!」


映画「パイレーツ」場面写真

――では、監督は一体、ナムギルさんのどこに、山賊頭サジョンというコミカルな役への適性を見抜いたと思いますか?

「監督も、撮影前はどこに適性があるのかわからなかったんじゃないかって思います。それまで個人的にお会いしたことがなかったので、皆さんが感じる僕のイメージと監督が抱くそれとは違いがなかったと思います。でも、監督の周囲のたくさんの方が映画のサジョンを見て、『まるでキム・ナムギルそのものだね』と監督に感想をおっしゃってくれたそうなんです。僕としては、サジョンと自分があまりにも似ているので、演技をしていて気が楽だったんです。ありのままに自然に演技をしたところ、監督はとても喜んでくれました。実は僕も最初は疑っていたんですが、演じているうちに自然に慣れていきましたね」

――〝最初疑った〟とおっしゃいましたが、演技に関しての考えなど教えてください

「演技に関して僕は、自分の中で『頑張らなければならない』という強迫観念に囚われていたようですね。実は映画『無頼漢』の撮影中にチョン・ドヨンさんに相談したんですが、ドヨンさんは僕の悩みを見透かしていたんです。『人の感情は数えきれないほどある。だけどその数多い中に正解があるのではないか。その中であなたが感じるものがあれば、それが正解なのではないか。無理をしないでも自然に心に宿るものがあれば、それが正解なのでは』と言われました。結局自分に余裕がなかったことが原因のようでした。先輩からも同じアドバイスを受けたのです。『もう少し余裕を持てば?』と…」

――では今、改めて演技についてどうお考えですか?

「演技はひと月やふた月、または一年練習したからといって劇的に変わるものではありません。年を重ねるにつれ、確実に深みを増すものだと思います。20代の頃、わざと重厚な感じを出したいと思いましたが、全く思い通りにならなかったですね。もう少し年を取れば変わるのではと思っていましたが、いざその年になると、40になったらまた変わっていくのかもしれないと感じるようになりました。今後もたくさん学ぶ必要があると思いますし、俳優キム・ナムギルにとって演技についての考えが深まる時期というのは、まだまだ遠い未来のようです」

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