【インタビュー】韓国人気実力派俳優ファン・ジョンミン!『華麗なるリベンジ』(11・12公開)で罠にはめられ服役囚となる元検事を熱演!「静かに見えながらも燃える目をしているように演じました」
|――大きな見せ場の1つ、法廷のシーンの撮影はいかがでしたか?
「法廷のシーンを撮影するのは、初めての経験でした。私は監督に『法廷のシーンを演劇のように、ワンカットで撮ろう』と提案しました。カメラを3台回し、15分程度の長いシーンをワンカットで撮ったんです。セリフ量が多くて、しかも観客に間違いのない説明をしなければならなかったので、神経を使いましたね。発音や発声を明瞭にしようと努力しました」
セリフを自分の手で書いて
「検事のキャラクター性と難解な法廷シーンをいかに観客に分かりやすく伝えられるかということには苦労しました。一言や二言なら、そのまま覚えられますが、セリフが長い場合は書いて覚えることにしています。そうすればよく覚えられるんです。手書きのセリフを台本に貼り付けておくと安心です。言いにくい語尾があったら自分が話しやすいように変えます。1つの作品を撮るのに、脚本は何度も手直しされるので、その都度セリフを手で書いて覚えました」