【インタビュー】韓国人気イケメン俳優キム・ソンホ！映画初主演！韓国映画『貴公子』4/12(金)公開！謎の追撃者 貴公子を好演！「韓国のエナジードリンクを飲んで走り続けました」

――本作はアメコミのような雰囲気もあり、スタイリッシュな絵作りがされていますが、その中で、キム・ソンホさんとパク・ジョンフン監督が貴公子という、全く新しいキャラクター（ヒーロー）を見事に作りあげたと思いました。どのように役作りをされたんですか？

「まず、パク・フンジョン監督からはスタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』を参考にしたらと提案されました。特に「主人公のアレックスは悪いことをしているのに、悪の自覚がなく、行為そのものを楽しんでいる、そんなふうに歩いている姿を参考にしたらいいと思う」と言われ、僕も作品を観ました。貴公子のキャラクターはパク・フンジョン監督の台本に描かれた時にすでに出来上がった人物像があって、それを基にみんなで話し合いながら作り上げていきました。監督から最初に言われていたのは清潔感のあるキレイ好きな、スッキリとした狂人ということでした」

――まさに〝貴公子〟の名がピッタリで、キム・ソンホさんのスーツ姿がカッコよすぎるのですが、スーツの裏話を教えてください

「衣装を準備する過程では『オッペンハイマー』のキリアン・マーフィーが主演のイギリスドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」を参考にしました。この作品の主人公が身に付けている衣装と貴公子の衣装が、帽子を被っている以外はかなり似通っていると思うのでよかったら確認してみてください。もう一つ、映画として新たに加える要素としてブーツを履くべきかどうかを随分長く話し合ったんです。実際には普通の靴を履くことになったんですが、ブーツを履いた場合に運転したり走ったりするのに支障があるのではないか、その辺は大丈夫なのかなど随分議論したことを覚えています」

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