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【インタビュー】韓国人気女優キム・ジョンウン!3年ぶりの主演ドラマ「女を泣かせて」(9・2発売)で元刑事の定食屋の女主人を熱演!「撮影中、初めて出会った男性にいいかもと思うときめきを感じました」


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――キム・ジョンウンさんが本作に出演を決めた理由は何ですか?

「私がこれまで演じてきたラブコメのヒロインは、ヒロインを救う素敵な白馬の王子様がいたり、いつも困った状況に陥って、失敗したりして周りの人に迷惑かけてばかりでした。そんな役を演じながら、自分自身で問題解決できないところがもどかしく感じていました。ところが、チョン・ドギンは困難な状況に陥ったとき、そこから逃げず、自分で解決しようとする女性なんです。ある程度のトラブルであれば、普通の男性よりも簡単に解決してしまいますし、しかも、体力勝負でも負けません(笑)」

他にはあまりないキャラクター

「最初に本作を知ったときは、ドキンの置かれた境遇があまりに悲しく、衝撃を受けましたし、矛盾する感情と葛藤することになるドギンをうまく演じられるか心配でしたが、それでも、そんな彼女が私にはとても魅力的に映りました。そもそも、韓国ドラマや映画では、女性が問題に対して自発的に解決していくような女性主体の物語が少ないので、こうした魅力的なキャラクターに出会えたのは本当にうれしかったですね」

――本作のために何か準備をされたんですか?

「食堂を営んでいる設定なので、まずは料理を習いました。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、今、韓国はシェフブームなんですよ! 中でもペク・ジョンウォンさんというとても有名な方がいるんですが、その方から料理を教わりました。それから、武術監督の方にアクションを教えていただきました。アクションと言っても、力のない女性でもできるようなアクションで、相手を殴る時でも、そのまま殴るのではなく、フェイントをいれるような? 今思うと、撮影が始まる前から結構忙しかったですね(笑)。でも、事前に何かを習得する必要がある役は、準備を通じて役に近づくことができるので、とてもいいことだと思います。何もない状況で台本だけに集中して…というのは息苦しくなったりもします。学ぶ過程で〝自分は刑事だったんだ〟とか〝食堂のおばちゃんなんだ〟ということを自然と感じ、自分の中で役を吸収していくことができます。役作りは大変な方がいいのかもしれませんね(笑)」

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