【REVIEW】エクストリーム・ホラー、台湾映画『哭悲/THE SADNESS』7/1公開!Kゾンビが世界で蔓延する中で台湾から誕生!イケメン×美女カップルが眼福効果!
|本作が長編初監督となるロブ・ジャバズは大のホラー映画好きで、様々な名作ホラーからインスピレーションを得て本作を撮り上げた。人々が狂犬病に似たウィルスに感染するところは、ロメロの『ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖クレイジーズ』や『処刑軍団ザップ』『28日後』に近いだろう。謎のウィルスが突然変異するというところが、タイムリーすぎて怖いし、何より台湾の出勤電車の光景など日本の日常とまったく同じなので、恐怖を倍加させる。
そんな中でも主人公カップルを演じる2人がイケメン&美女カップルで眼福効果がたっぷり。またテレビゲームの「バイオハザード」のようにミッションをクリアして物語を進行させるようなゲーム感覚もあり、スリリングに楽しめる。
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文・中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)