【REVIEW】韓国実力派俳優ユ・オソン×チャン・ヒョク共演!韓国映画『狼たちの墓標』5/27(金)日本公開!テレビドラマでは描けない悪役をチャン・ヒョクが熱演!
|地元に密着し義理を重んじる昔気質のヤクザと、都会から乗り込んでくる合理的で非常なヤクザの激突を通して、冷たい現代社会に失われていく古き良き時代を象徴的に描くかのような本作。男臭く、泥臭く描かれ、昔の東映のヤクザ映画の雰囲気を感じさせる。
やはり何といっても見どころは、テレビドラマで様々な役を演じ上げてきたチャン・ヒョクが映画ならではの、テレビドラマでは描けない限界のない悪役を怪演しているところ。チャン・ヒョクの新たな姿はファンにはたまらないだろうが、血なまぐさいシーンも多いので、苦手な人は注意が必要かも。本作は物語の江陵市出身の新鋭ユン・ヨンビン監督の長編デビュー作となる。
公式サイト:http://klockworx-asia.com/bohyo/
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文:中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)