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【韓スタ!1周年インタビュー】韓国人気実力派俳優チ・ジニ!「ディア・ブラッド~私の守護天使」(DVD発売中)でダンディーなヴァンパイア役を熱演!「初めての悪役に魅力を感じました」


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――今、チ・ジニさんが演じられたイ・ジェウクについてお話しいただきましたが、さらにジェウクの魅力など教えてください

「まず目標が明確で、やや狂気を含んでいるキャラクターと言えると思います。そうでなくては自分の師匠や友を無惨に殺すことはできませんよね。残念なこと、あってはいけないことですが、目標や人類に対するややねじ曲がった愛が、たぶんイ・ジェウクという人物を演じる上で必要な要素になってくるのではないかと思いました。うまくいっていたのに、ある瞬間から行き詰まり、行き詰まったことで次第に狂っていく、見方によってその姿はとても人間的な魅力があると思います」

――ヴァンパイアを演じる上で特に気をつかったことはありますか?

「外科医の時の姿とヴァンパイアとして本性を現した時の差がはっきりとしていたほうがいいと思いました。本性を現す前は本当にジェントルマンで素敵な姿を見せるようにしようと…。そうすることで対比が鮮明になって、より克明に身の毛がよだつような残忍さが印象づけられるのではないかと考えて、そういったことに気をつかいました」

――ヴァンパイアの特殊メイクが完成するまでかなり長くかかったと聞きましたが?

「初めは2、3時間以上かかっていたのですが、だんだん短縮されて1時間以内で完成するようになりました。エアブラシで描いていくんですが、染料が目に入ったりして…。それから初めてコンタクトレンズをはめたんですが、きつくて少し痛い感じがしました。付け爪もしましたが、アクションシーンの手を握らなければならないところでは、爪が刺さって痛かったり、外れてしまったりしましたね。付け爪が外れてしまって付け直すことはよくありました(笑)」

――監督からはどのようなディレクションがありましたか?

「ディレクションは特にありませんでした。それが監督のスタイルだったようです。すごく変だったら何か言われたのでしょうが、そういうことはなくて『やってみてください』とおっしゃるだけで、特別なディレクションはありませんでした」

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