韓スタ!9周年!韓スタ!9周年お祝い動画公開&プレゼント企画実施中!

【インタビュー】韓国・国際派スター、イ・ビョンホン! 主演映画『インサイダーズ/内部者たち』(3/11公開)で片手のチンピラ役を熱演!「僕が演じたキャラクターは滑稽さと純朴な姿を持っています」


インサイダーズ/内部者たち:サブ5_s

――ビョンホンさんは暴力でのし上がろうとするも、どこか人間味のあるチンピラ、アン・サングを演じられました。原作漫画と、映画のアン・サングに違いなどあるんですか?

「ウェブ漫画でのアン・サングは非常に体が大きくて、まるで親分のようなキャラクターなんです。でも、映画の中のアン・サングは彼なりに頭脳を使おうと努力するキャラクターです。『祖国日報』の主幹イ・ガンヒ(ペク・ユンシク)に『キツネのようなクマ』という意味深なあだ名をつけられるんですが、その名のとおり、自分では頭を使っているつもりでも、結局は負けてしまう人間味あるキャラクターなんです。漫画と映画の一番の違いは、緊迫した事件の渦中でも、アン・サングの滑稽さと純朴な姿が観客に笑いを与え、休める空間を作ってくれる点ですね」

――アン・サングは方言で話しますが、方言の演技はいかがでしたか?

「実は全羅道(チョルラド)の方言の演技は初めてで、とても心配でした。不自然な方言の演技では、かえって感情移入できなくなってしまうこともあるので、ソウルの人間に設定することも考えたんですが、結果的に方言を選びました。全羅道出身の俳優にイントネーションや言葉遣いを習って、全羅道出身のマネージャーとたくさん会話をすることで方言を身につけていきました。普段、現場でも方言を使い、自在に使えるように努力しましたね」

――ビョンホンさんの激しいアクションも見所ですが?

「監督、俳優たち、武術監督まで賛同して、この映画の演技スタイルだけでなくアクションまですべてをリアルに撮ろうと努めました。僕が演じた全盛期を過ぎ、片手を失ったゴロツキが敵とぶつかる姿は、僕たちが想像するカッコいいアクション映画のようではなく、本当に路地裏で見られるような人間的で現実的な戦いなんです。しかもそんなアクションシーンの中にも、アン・サングが観客の笑いを誘うポイントがあるんです。それらがリアルに描かれたことで効果は倍になったと思います」

Next Page  1 2 3 4

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.