【インタビュー】韓国人気実力派女優シン・ウンギョン！世界的話題のドラマ「家族の秘密」（DVD発売中）で失踪娘を探す母親を熱演！「どんな過酷なシーンも皆さんを思うとやりがいを感じました」

――記憶に残っているシーンはありますか？

「娘が誘拐されたことを電話で初めて知るシーン（第２話）ですね。感情を爆発させる難しいシーンで、長回し（長時間カットなし）の撮影でした。このシーンで主要キャスト全員が初めて揃ったんですが、撮影が始まったばかりで、お互いになんとなくぎこちなく、私自身もまだどのように感情表現すべきか迷っていたので、この撮影は難しくなりそうだと思っていました。でも、結果としては苦労することなく、満足のいくものとなりました。まさに出演者もスタッフも〝奇跡の呼吸〟という感じで、この時に、〝このドラマはいける！〟と確信しました」

――シン・ウンギョンさんが思う本作の魅力、みどころはどこですか？

「とても見どころの多いドラマだと思います。本作のようなイルイルドラマ（毎日放送のドラマ）は通常、撮影スケジュールが過密で、じっくり作り込む時間の余裕がないものなんですが、本作はプロローグに本当に多くの時間を費やしました。特に冒頭のカーチェイスのシーンは、撮影に１週間近くかけました。アクシデントもありましたが、その分、とても迫力のあるスケールの大きなシーンになりました。放送を見て、私自身も驚いたほどです！」

肺炎になってしまいました

――たしかに、スケールの大きなシーンが多くて、撮影は本当に大変だったと思います

「大変じゃないシーンは１つもなかった、と自信を持って言えるほど、大変なことの連続でしたね（笑）。体力はけっこうあるんですが、それでも撮影前から体調管理のため漢方を飲み続けましたし、撮影中も食事に気を使い、万全の態勢で撮影に臨みました。でも、１ヶ月ほど咳が止まらないことがあって…。治らないまま徹夜での撮影も続いたので肺炎にもなってしまいました」

――炎の中で争うシーンもありましたよね

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