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【インタビュー】韓国人気実力派俳優ファン・ジョンミン!主演映画「傷だらけのふたり」で純情なチンピラを熱演!「撮影中、死ぬかと思いました!」


映画「傷だらけのふたり」場面写真

――ご自身では、ソクチュンとテイルのどちらの純情が好きですか?

「率直に言うと、女性はソクチュンのようなタイプが好きですよね。でも、ソクチュンはちょっと現実離れした印象が強い気がします。僕は地に足のついた人物、テイルの方が好きですね」

――本作では、ジョンミンさんの涙の演技が印象的でした。特に認知症の父に、ラーメンを食べながら話しかける演技がとてもせつなかったですが?

「僕にとって、ラーメンを食べるシーンはとても重要でした。認知症の父に話しても覚えていないだろうということはテイルも十分に分かっていたはずです。そんな父にテイルが伝えたかったこと、心の中にわだかまっていたことなどを初めて話すシーンだったのですが、とても難しかったですね」

――具体的にどう難しかったのですか?

「最初にあのシーンを撮影した日は結局、オーケーが出ませんでした。あの日はたしか10テイクくらい撮影したと思います。それなりにうまく感情を表現できたのですが、演じた後、僕もどこか気に入らなかったし、監督の顔を見たら、やはり、よく撮れたという表情ではありませんでした。監督も『先輩(ファン・ジョンミンのこと)、よかったですよ』と言いながらも、表情がよくなかったんです。だから僕は、『今日はもうたくさん撮影したから、これ以上のものは出そうにない。僕に時間をくれないか』と言ったんです」

死ぬかと思った!

「撮影回数が増えるのは製作やすべての面でマイナスになってしまうので、できる限りそうならないように普段、努力はしているつもりです。でも、とても重要なシーンだったので、プロデューサーに『製作的に大丈夫か? 時間がほしい』と頼んだら、その後3日ほど時間をくれました。その3日間は死ぬかと思いました。僕を待っていてくれるスタッフがいるのに、最初に撮った以上のものが撮れなかったらどうしようかと。3日間、どうしよう、どうしようと思いながら部屋で悶々としていたのを覚えています」

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