【インタビュー】韓国イケメン実力派俳優クォン・サンウ!主演韓国バイオレンス・ノワール映画『鬼手(キシュ)』(8/7公開)で孤高の天才棋士を熱演!「体重管理のため撮影現場で会食できませんでした」
|――劇中、少年のグィスと大人になったグィスが描かれていますが、子役の子とは演技などの話をしたのですか?
「僕は作品の方向性やキャラクターについて、俳優たちとはそのような話をあまりしないほうです。少年のグィスを演じたサンフン君もプロの俳優ですし演技についての話はせず、むしろ現場でリラックスして演技ができるような雰囲気づくりをしました」
――本作に登場する男たちは、背景や目的は違えど、サンウさんが演じたグィスをはじめとして、みな〝囲碁〟にとりつかれた男たちを描いているところに、ある種のロマンを感じました
「そうですね、囲碁に全てをかけた人間の姿を、観客にすんなりと集中して見てもらうようにするというのは容易ではなかったように思います。映画を現実的に捉える観客の方々にとっては、本作は不満もあるかもしれませんが、こういったジャンルを自然に見てもらえる映画として仕上げることができたので、そこは『鬼手』の長所だと思います」
――祈祷師との腕を掛けた囲碁、鉄橋での命を賭けた囲碁、100人との対戦囲碁など、奇想天外な囲碁バトルを初めて知った時はどう思いましたか?
「祈祷師との囲碁も鉄橋での囲碁も100対1の囲碁も、どれも非現実的なシーンばかりですが、映画的に囲碁を美しく表現できるシーンだと思い、撮影の時はリアリティを求めて撮影しました。どれもこの映画の魅力が詰まったシーンになっています。ぜひ期待してください!」