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【REVIEW】韓国の鬼才キム・ギドク監督、主演&監督の韓国映画『アリラン』3/3公開!大胆奇抜なセルフ・ドキュメンタリー!


昨年2011年のカンヌ映画祭「ある視点」部門の最優秀作品賞に輝き、また東京フィルメックスのオープニング作品にもなり話題となった、キム・ギドク主演、監督のセルフ・ドキュメンタリー『アリラン』(クレストインターナショナル配給)が3月3日よりシアター・イメージフォーラムにて公開される。

キム・ギドク監督は96年、映画『鰐(ワニ)』で監督デビューし、現実にはあまりありそうにない設定、歪んだ愛を描き、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアの世界三大映画祭を制覇した鬼才映画監督で、日本にも熱狂的なファンが多い。

コンスタントに新作映画を発表していたギドク監督がここ数年、鳴りをひそめていた。本映画は山の粗末な一軒家の中にテントを張って生活する、およそ有名映画監督の生活とは思えないギドクの日常から描写される。実は前作『悲夢』の撮影中、女優が事故死しそうになり、そのショックから隠遁生活をはじめたとギドクは語るが…。

映画を撮れと、もう一人のギドクがギドク自身に質問をぶつけ、その問いに涙ながらに答えるギドク。さらに、その答える映像を客観的に見る3人目のギドクがいるという構成が面白い。

劇中でも歌われる朝鮮民謡「アリラン」の歌詞には「峠を越える」とある。壁にぶつかったキム・ギドク監督が乗り越えようともがく様子を描いたようにも思える。

© 2011 KIM Ki-duk Film production.

文:中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)

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