【REVIEW】韓国人気実力派俳優イ・ジョンジェ主演の韓国映画『代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン』(11/17公開)!イ・ジョンジェの男臭い演技が見どころ!
|そんなある日、都から逃れた王の宣祖に代わって、世子の光海(ヨ・ジング)が遠方の江界に赴き、義兵を募るまでの間、光海の警護を命じられる。が、敵の激しい追撃をかわし江界にたどり着くためには険しい山越えしか方法がなかった。
イ・ジョンジェが男臭くて渋い演技で魅せる。代立軍の面々も一癖も二癖もありそうな個性豊かな者たちばかりで、黒沢明の『七人の侍』の侍たちを彷彿とさせる。また学問しか知らないひ弱な世子が成長していく様をヨ・ジングが好演。戦闘シーンも、矢が当たると思わず体がのけぞって倒れるというリアルな演出が見事で、また山越えのシーンも見たことのないような秘境が登場するので大きなスクリーンでその迫力を体感するのがおすすめ。『マラソン』のチョン・ユンチョル監督がメガホンを執った。
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文・中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)