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【インタビュー】韓国人気イケメン実力派俳優イ・ドンゴン!出演韓国ドラマ「七日の王妃」(DVD発売中)で稀代の暴君、燕山君を熱演!「自分の新しい芝居にゾクゾクしました!」


――デビューして19年ですが今作が初の時代劇ですね。初めて時代劇に出演した感想は?

「今まで時代劇は、得意ではありませんでした。でも時代劇もドラマには変わりないので大差はないはずだ、現代劇と違うのは衣装やメイクぐらいで、あとは一緒だと思っていました。ところが、いざ出演してみて大違いだということに気付いたんです。時代劇に出演してきた先輩俳優たちの苦労が分かりましたね。特に撮影時期が夏だったので大変でした。時代劇はひげもカツラもつける、衣装も重い。体力的にもつらいことが分かりましたね」

――では時代劇の魅力はどこにあると思いますか?

「撮影して最初に感じたのが、集中度が違うということですね。現代劇の場合は日常的な環境で撮影が行われます。普段自分の行きそうなカフェ、レストラン、ストリート、そんなところで撮影することが多いですね。それでどうしても撮影していくうちに、カメラの前にいるのが演じているキャラクターなのか、自分自身なのか、混乱することがあります。でも時代劇の場合は現代とかけ離れた環境で撮ります。だから自然と自分を時代劇の世界に閉じ込める形になります。それからメイクも独特で衣装も着たことのないものばかり。環境が違うだけで、おのずと役柄や状況に入り込めるんです。完璧に環境を作って撮影するので、現代劇よりもはるかに集中できましたね」

――本作で演じられた燕山君イ・ユンは、よく知られた実在の人物です。演じるにあたってプレッシャーはなかったですか?

「燕山君は何度もドラマで扱われてきた人物です。それが一番のプレッシャーでした。このドラマが放送される1、2週前にも、燕山君を扱った作品が好評のうちに放送終了しました。実は僕の親友(キム・ゾソク)が燕山君を演じていたんです。なので重圧はありましたね。僕ならではの燕山君にしないと意味がないと思いました。だけど僕の中で、気負って意識して演じなくてもいいんだという確信がありました。僕なりの個性を生かして燕山君を演じれば、おのずと既存の燕山君とは異なるはずだと。だから燕山君に関する作品は1つも観ませんでした。『歴史上、最も残忍で極悪な暴君』、その程度の知識で撮影に臨みました。あとは台本、監督の演出力、そして僕の個性。これだけを基に新たな燕山君を作り出しました」

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