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【REVIEW】アジア人女性初のノーベル文学賞受賞・韓国人作家ハン・ガン、受賞後初の作品「光と糸」(河出書房新社) 2025年12/19発売―平和への祈りと希望を綴る

2024年10月、アジア人女性として初めてノーベル文学賞を受賞した韓国人作家ハン・ガンが、受賞後初の作品として2025年4月に韓国で刊行されベストセラーとなった「光と糸」(斎藤真理子訳/河出書房新社刊)が、同年12月19日に発売された。
今回、「世にも奇妙な物語」などを手がける脚本家・中村樹基が本作をレビューする。

BTSが「Ma City」(マ シティ)でハン・ガンの「少年が来る」に着想を得たり、歌手のHYNN(ヒン)がハン・ガンの「すべての、白いものたちの(ハングル原題は「ヒン」)」を芸名の由来にしたりと、K-POPにも大きな影響を与えているハン・ガン。

本作「光と糸」は、受賞後に感謝の言葉を発信したものの、国内での記者会見は行わず、スウェーデン公共放送のインタビューで「世界には多くの苦痛があり、私たちはもう少し静かにしていなくてはなりません」と語った彼女が、少女の頃に書いた詩やガーデン日記、創作の日々における日常や素顔を、ふと垣間見せるエッセイのような作品となっている。

ハン・ガンは、韓国現代史の悲劇である光州事件――政治運動で多くの市民が犠牲となった――が自身の影となり、作品の根底に流れている。本作では、声高に叫ぶことはせず、人間の中に潜む暴力性と、そんな時であっても互いに助け合う姿を、光として紡いでいく。

多くの日本の若い人は、K-POP、韓国ドラマ、韓国映画が世界を席巻する韓国が、1980年代まで軍事政権下にあったことを知らないだろう。

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