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【BOOK REVIEW】現代ホラー界の秘宝、アメリカのカルト作家トマス・リゴッティ、小説集「悪夢工場」(河出書房新社) 12/4(木)日本上陸―ホリデーシーズンに恐怖の愉しみ

本書は、トマス・リゴッティの膨大な作品群から選りすぐりの9編を収めた、日本オリジナル編集の小説集であり、待望の本邦初単行本でもある。

海外小説を読み慣れていない人は、少々面食らうかもしれない。描写は細かく、一文も長めで、正直なところ私自身も読みづらさを感じた。しかし、それこそがリゴッティの魅力であり、次第にその文体の味わいに取り憑かれてしまう。

流麗で格調高い文体は、恐怖を直接描写するのではなく、言葉のリズムとそこから連想されるイメージが幾重にも重なり、じわじわと恐怖を拡大させていく。しかも、ハリウッド映画に登場する恐怖表現とは異なる、まったく見たことのない――道化たちの謎のうごめき、廃墟の工場で作られる〝何か〟――といった、日常を逸脱したおぞましいイマジネーションが次々と立ち上がってくる。

翻訳小説に慣れていない人も、短編集である本書なら、1日1編と決めて読み進めることができるだろう。恐怖を味わうにふさわしいホリデーシーズンに、ぜひ挑戦してほしい。

いま、恐怖の赤い扉が静かに開かれる――。


「悪夢工場」

著者:トマス・リゴッティ
編訳:若島正
訳者:白石朗/宮脇孝雄
仕様:46判/並製/248ページ
発売日:12月4日
税込定価:2,970円(本体2,700円)
🛒 Amazonで購入:https://amzn.to/4pTCVPl

🖊 文:中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)│ KanStarpress

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