【インタビュー】世界的アーティスト、韓国ポペラ(オペラ×ポップス)歌手イム・ヒョンジュ、松任谷由実「そして誰もいなくなった」 韓国語バージョンリリース―「ユーミンさんのほかの曲もカバーしたい」

――では、改めて新曲「そして誰もいなくなった(And No One Was There)」をご紹介ください
「この曲は、ユーミンさんの40枚目のフルアルバム『Wormhole / Yumi AraI』のラストに収録されている楽曲の韓国語バージョンで、アルバムのリリース日である11月18日に同時リリースさせていただきました。韓日国交正常化60周年を記念し、韓国では韓国のアーティストが韓国語で新たな音楽解釈を行い、発表するというプロジェクトでもあります。もしこの世界に一人だけ残されたとしたら、計り知れない喪失感や孤独を感じると思います。その中で人を救ってくれるものは〝愛〟しかなく、そして〝平和〟こそが地球を救う――そんなメッセージが、この曲には込められています。紛争や貿易、世界情勢の不確かさが広がる今の時代、その空気感も少なからず影響していますが、だからこそ、音楽や芸術には平和を守る力があると感じています」
――今回、イム・ヒョンジュさんご自身も訳詞に参加されていますが?
「(日本語で)そうですね。(韓国語で)私はユーミンさんの楽曲が本当に大好きで、大ファンでもあります。松任谷さんは作曲だけでなく作詞も手がけられ、言葉一つひとつの発音や意味が、メロディと見事に一致する楽曲を生み出される方だと思っています。たとえばこの曲は、♪(歌って)オレンジに〜、というフレーズから始まりますが、韓国語では日常的に〝オレンジ色に染まる〟という表現はあまり使わず、〝朱色〟という言葉を用いることが多いんです。ですが、原曲が持つニュアンスを大切にしたいと思い、あえて〝オレンジ〟という言葉を選びました。また、原曲に出てくる〝ただ抱きしめ〟という表現についても、日本語の〝ただ〟と発音が近く、なおかつ意味が通じる韓国語がないかを考え、「다다를(ダダルル/至る)」という言葉を用いました」
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