【インタビュー】韓国の鬼才チョン・ボムシク監督!韓流の女王 チェ・ジウ、ミンホ(SHINee)ら豪華キャスト集結!韓国映画『ニューノーマル』8/16(金)公開!「チェ・ジウさんには3回断られました」
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――普通ホラー映画といえば、薄暗いところや影を生かして、恐ろしげな雰囲気いっぱいに描かれますが、本作は違って、明るくクリアな映像で、日常をリアルに切り取り、スタイリッシュに描きあげていると思いましたが?
「はい。正確にその点を念頭において撮影しました。明るくて鮮明な画で日常をリアルに切り取りながら、充分に恐怖を感じさせたり、サスペンスフルな作品を作れると思っていました。むしろ、観客のみなさんは過去の作品に慣れていると思いますので、このような手法を取ることによって、新鮮でこれまでとはまた違った印象を持ってもらえるんじゃないかと思って、差別化を図りました」
――劇伴も重厚なクラシック、K-POP、ロックなど幅広いジャンルの音楽が巧みに使われていて、特に『ツイステッド・ナーブ 密室の恐怖実験』風の口笛の音楽や「ツァラトゥストラはかく語りき」などが使われ、映画好きな人や、K-POPが好きな人はより楽しめると思いました
「私はシナリオを書いている時から音楽を念頭においていて、音楽の総括も担当しています。今、お話しをいただいた口笛の音楽はグリークの「ペールギュント」の「山の魔王の宮殿にて」をモチーフにしていて、フリッツ・ラング監督の『M』で使われていたものです。実はチェ・ジウさんは口笛が吹けないので、あれはチェ・ジウさんのものではなく、私の口笛を録音したものなんです(笑)。K-POPとしてはBrave Girls(ブレイブ ガールズ)の「Rollin’」(ローリン)など使って、シーンに合わせて多様な音楽を使うようにしました」
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