【インタビュー】韓国実力派俳優ソン・イルグク！韓国歴史ドラマ「チャン・ヨンシル～朝鮮伝説の科学者～」(DVD発売中)で歴史的天才科学者を熱演！「ドラマの中で僕の子供たちを探すのも面白いかも」

――アクションといえば、馬に引きずられるシーンがありましたが

「フルショットの部分は危険なのでスタントマンを使いましたが、アップのシーンは背中に防具をつけて僕自身がやりました。１発でＯＫでした。馬に引っ張られながら小刀で首の縄を切る場面は、もともとはない設定で、監督にもそこまでは要求されませんでした。誤って喉を突いたら大ごとになりますからね。小刀を喉に近づけるだけのはずが、勢いで一気に切ってしまいました」

――ところで、初回の冒頭の白髪の老人の姿がとても印象的でしたが？

「メイクに５時間はかかりましたね。メイクを落とすだけでも１時間かかりました。でも面白い経験でした。楽しかったですね。普通は嫌がるものですが、僕はもっとやってくれシワもつけてくれと言いました。あと、スタッフからは賞をいただきました。最終話を一緒に観るため共演者やスタッフが集まった時に様々な賞が贈られたんです。僕は『トヂャ賞』をいただきました。『ト（また）ヂャ（寝てる）』で賞です。いつもメイクには１時間以上かかるので、メイク中に眠くなってよく寝てしまっていたんですよ。撮影量が多くて疲れていたんです。メイクチームの皆さんには、この場を借りてお詫びいたします。メイクチームにはそんなふうに迷惑もかけたので、申し訳なくて頻繁に差し入れをしていました」

――お子さんたちも本作を観ましたか？

「毎回一緒に観ていました。驚いたのは子供たちが飽きずに最後まで集中して観ていたことですね。そのおかげで、以前は僕の職業についてよく分からなかったみたいなのですが、今は何をしているのか分かったようで、『パパは何をしてる人？』と尋ねると『チャン･ヨンシル』と答えてくれるようになりました（笑）」

――お子さんたちも本作にカメオ出演していますが、才能が感じられますか？

「そんなことはありませんよ（笑）。でも懸命にやっていましたね。３人とも俳優になると言い出さないか心配です」

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