【REVIEW】韓国イケメン実力派俳優チョン・ウソン初監督･主演！韓国映画『ザ・ガーディアン/守護者』1/26(金)公開！クセのある登場人物にハマってしまう！

名優チョン・ウソンがメガフォンを執った本作。ありがちな復讐もののヤクザ映画のように物語は動き出すのだが、登場人物がくせ者だらけでスクリーンに釘付けになる。

まず、チョン・ウソン演じる主人公は無口で表情を表に出さないポーカーフェイスで、バットマンの正体であるブルース･ウェインやキアヌ・リーブス演じるジョン･ウィックを思わせる。殺し屋を演じる「熱血司祭」のキム・ナムギルはバットマンのジョーカー張りにイカレた演技を披露。ボス役のパク・ソンウンは存在感ある演技を披露し、ナンバー２役のキム・ジュンハンはどこか憎めないヴィラン（悪役）を飄々と演じている。

チョン・ウソンの元、全俳優が伸び伸びと、ノって演じているのが感じられ、一方、初監督のチョン・ウソンも自分がやりたいことは全部やる、面白いと思うものは全部詰め込むといった熱意が感じられ、独特のユーモア感が漂っている。同趣の韓国映画には、チャン・ヒョク主演の『ＴＨＥ　ＫＩＬＬＥＲ／暗殺者』があり、オススメ。

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公式サイト：https://klockworx-asia.com/gardian/
文・中村樹基（脚本家「世にも奇妙な物語」など）

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