【インタビュー】キュートなKシティポップ女性デュオ Rainbow Note！日本語詞2曲を含めたリマスターアルバム『Your Venus Like Dilemma』好評配信中！「日本で必ずライブとかで会いたいです！」

――今作には本当に素敵な曲ばかりが収録されています。ぜひ、全曲解説をお願いしたいです。まず「Ｖｅｎｕｓ　Ｊａｐａｎｅｓｅ　ｖｅｒ．」はどんな曲ですか？

スルヒ「この曲は曇った日にもみなさんのそばに浮かんでいる明星のように、私たちがみなさんを守って慰めてあげるって想いで作った曲です。生きていれば疲れて大変な日もあると思うんですけど、この歌を聴いて少しでも疲れた心が癒されてほしいです。私たちはみなさんを守る〝明星〟なので。公演する時、♪（歌って）ｙｏｕ　ｗａｎｎａ　ｂｅ　ａｌｒｉｇｈｔ～というところで、観客のみなさんと一緒に歌うんですけど、みなさんの声を聴くと快感と感動がすごいんです。みなさんからもらった愛がとても大きいんです！　だからみなさんも、私たちの〝明星〟ですね」

――では、「Ｍｅｍｏｒｉｅｓ　ｏｆ　Ｓｕｍｍｅｒ」（メモリーズ　オブ　サマー）は？

サラ「この曲は別れの後に感じた感情についての曲で、「もう悲しみに暮れたくない、もう私から去って…」と歌詞に込めています。ポイントは、スルヒ姉さんがサビの後のハミング部分をうまく表現してるところだと思います。スルヒ姉さんの声はもちろん全体的に清涼な音色なんですけど、その裏に隠された悲しみがよく表現できるようにレコーディングしていて、個人的にライブをする時スルヒ姉さんの切ない感じがとても良いと思います。日本のファンのみなさんにもライブでお聴かせする日が来ることを願ってます」

――次に「Ｓｕｒｆａｃｅ」（サーフェイス）はどんな曲ですか？

スルヒ「「Ｓｕｒｆａｃｅ」はＲａｉｎｂｏｗ　Ｎｏｔｅがこれまで披露した曲とは違うスタイルのロックバラードジャンルの曲です。実は学生時代、ファンとしてＺＡＲＤさんをとても愛していて、歌手になったら絶対「ＺＡＲＤスタイルのロックバラードを作ってみる」という気持ちを持ってました。その願いを叶えた曲です。歌詞に本当にたくさん気を遣ったんですけど、「いつも君の考えでいっぱいで、息が詰まって出たくても君への想いの水面が深すぎて、もがいて諦めたりする」と息が詰まるほど痛い別れの状況を水面（Ｓｕｒｆａｃｅ）と表現してみました。みなさんもこの曲に込めた別れの痛みに共感していただけたらうれしいです」

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