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【インタビュー】韓国人気実力派俳優ソン・ガンホ!『密偵』(11/11公開)で1920年代の朝鮮人日本警察官を熱演!「善と悪を分けず、なかなか本心が読めないキャラクターです」


――鶴見辰吾さんとの共演はいかがでしたか?

「とても良い出会いになりましたし、他の俳優やスタッフも鶴見さんが出演してくださったことをとても喜んでいました。鶴見さんご自身は日韓を行き来しての撮影でしたので、かなり苦労されたと思います。しかも撮影した分量もかなり多かったのですが、編集では少なくなってしまいました。初めて映画をご覧になられた時は、かなり驚かれたかと思います。でもとてもかっこよくて、存在感がある方だと思います」

――皆でカラオケに行かれたそうですね?

「撮影前にスタッフ、俳優が一同に顔を合わせる機会があったのですが、その時に鶴見さんもいらっしゃって食事をし、カラオケにも行きました。鶴見さんが『ラ・バンバ』を熱唱してくれました(笑)」

――ガンホさんは何を歌われたのですか?

「私は歌が下手なので、誰も歌わせようとしないんですよ(笑)。他の方々がとてもうまいので、私は聴いているだけで十分です」

――キム・ジウン監督(『反則王』、『グッド・バッド・ウィアード』など)とは何度もコンビを組んでいますが、監督の作品の魅力はどこにあると思いますか?

「ジウン監督の魅力は独創的な所にあると思います。同じようなジャンルは撮りませんし、常に違うジャンル、違うスタイルに挑んでいます。その能力も非常に高い。典型的なジャンルや物語には絶対に手を出さず、自分だけの作品を作る所に魅力を感じています」

――長く俳優生活をされ、今や〝国民的俳優〟とまで言われてますが、今後の俳優としての目標はありますか?

「俳優は皆、同じだと思うのですが、特別な目標があって演じているのではなく、常に観客に対して新しい作品、新しい演技、新しいスタイルを見せられるように自分を磨いていくことを考えています」

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