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【インタビュー】韓国映画の至宝、韓国美人女優ソン・イェジン!『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』(6/24公開)で実在の皇女を熱演!「海風の中走って倒れて何日間も撮影しました」


「セリフや行動がパターン化された映画だと思いましたので、〝変奏〟を取り入れようと思いました。なのでアドリブもありました。リハを何度も行いながら変えていったんです。海辺のシーンで走らず、這って行くのも即席的な演技なんです。徳恵姫に関するドキュメンタリーも観ました。実際韓国に入国した際の写真で、彼女の瞳は焦点が合っていないように見えました。それを見た時、このように徳恵姫が何を考えているのか分からないように演じたいと思いました」

――撮影で一番大変だったシーンを教えてください

「徳恵姫が韓国へ帰ろうとした際に拒否される場面です。あのシーンは朝方まで倉庫で撮影したんですが、肉体的にも精神的にも堪えました。最後の撮影だった亡命作戦後の海辺のシーンもですね。海風に当たりながら走って倒れてを繰り返して、何日間も撮影したことを覚えてます」

――ホ・ジノ監督は『春の日は過ぎゆく』など恋愛映画の名手で、ソン・イェジンさんとは『四月の雪』以来、十年ぶりの再タッグとなりました。現場はいかがでしたか?

「監督は一緒にいる人を和ませるタイプの人なんです。事実でない部分に関しては話してくれますが、『こういう風に作ろう』というようなスタイルではないんです。私たち役者を信じてくれていて、私たちが実際演じながら探し出せるようにしてくれます。本当に役者たちとたくさんの話をしてくれました。こういう点でも監督を心から信頼していました。もちろん以前一緒に現場を経験したので、そこからくる安心感もありました」

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