【インタビュー】韓国人気実力派俳優チュ・サンウク！主演ドラマ「華麗なる誘惑」(DVD発売中）で復讐に燃える男を熱演！「基本的に僕はさっぱりとして面白い奴です」

――感情表現にも苦労されたでしょうね？

「ウンス役のガンヒさんは泣かない日がなかった。泣くというのは大変な演技なのに、それが終わると続けてまた別のシーンを撮る。本当に体力を消耗します。イルジュも泣くシーンが多かった。端で見ていた僕もつらかったです。皆が苦労して完成させたドラマですがそうやって努力した分、いい結果を出せました」

――体調管理についてはどうされていますか？

「ジムに通ってます。あと僕は寝つきがよく、横になった瞬間、眠りに落ちるんです。そしてぐっすり寝る。生まれつき寝つきがいいほうなので、コンディションも良好です。今のところはね」

――クランクアップ後すぐに、素の自分に戻れましたか？

「ドラマが終わればなるべく早く、忘れようと努めます。他の俳優たちも忘れるために旅行に出かけたり、新しいことに挑戦したり意図的にそうしていますよ」

――記憶に残るＮＧシーンはありましたか？

「不思議ですが、どんなベテラン俳優でも起こり得ることで、必ず１作品に１シーンは半日かかる場合があるんです。でも１作品に１シーンだけでそれ以上はないんです。僕の場合はたしか葦の野原での撮影でした。ウンスと２人で話すシーンです。日が落ちる寸前まで、なぜかどうしてもうまくできず、何十回も撮り直しました。セリフも噛むし感情表現もうまくできなかったですね」

――本作に出演して何か変化はありましたか？

「演技面で、よりリアルな表現ができたと言うべきかな。役が決まると、どう演じるか先に考えてから演技に臨む場合もあれば演じながら作り上げる場合もあります。チン・ヒョンウの場合は作り上げていくというよりも、何と言うか、人間的でリアルな表現を試みました。本能的に演じました。リアルな表現をしようと努めたので、演技に深みが出たかと。今後に生かせるかな」

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