【インタビュー】韓国シンフォニックメタルバンド ISHTAR、ボーカルのキム・ビンナ!魅惑のソプラノ女神が6月28日東京ライブでセクシー美発散!「私たちはみんな一つだという思いで歌っています」
|――そもそもどうして、バンド名をISHTARにしようと思ったんですか?
「ISHTARとは古代バビロニアの神話に出てくる女神の名前で、愛と戦争をつかさどる神なんです。愛と戦争って全く反対のものじゃないですか、シンフォニックメタルの歌声はとても美しくて愛らしいのに、メタルは攻撃的で。まさに愛と戦争と同じで、だからグループ名につけたんです」
――ライブなどでビンナさんは女神のような輝きを放っていますが、女神になりたいという思いも込められてるんですか?
「(笑って)もちろん、そうですね。誰でも歌姫や女神様になりたいと思うものでしょう?」
――その女神オーラはどこから来るんでしょうか?
「(笑って)たぶん、ヨガが好きで5年くらいやっていたら教えられるくらいになったんです。姿勢も大事なんですが、ヨガで行う瞑想が自分の内面を成熟させてくれたんだと思います。そのおかげじゃないですかね(笑)」
――元々オペラ歌手が夢だったとのことですが、音楽大学で声楽を専攻されていたんですか?
「韓国外国語大学のスペイン語学科出身で、声楽の専攻ではないんです。両親が芸術家(彫刻家と画家)で、芸術家は大変だからと大学での声楽の専攻を反対されたんです。でも幼い時に8年間イタリアに住んでいたことがあって、オペラに触れる機会も多くて、韓国に戻って中学生の時にソプラノ歌手の先生について3年間はレッスンを受けました」
2ndアルバム「RISE」
――そんなビンナさんですが、今回のライブは昨年9月に発売された2ndアルバム「RISE」を引っさげてのものでした。「RISE」はまさにオペラとメタルが融合した、壮大な曲が多く収録されたアルバムだと思いました