【インタビュー】韓国の名女流監督イム・スルレ監督！韓国実力派俳優イ・オル×ファン・ジョンミン共演！韓国映画『ワイキキ・ブラザース』JAIHOで3/14配信開始！「人生は美しいものです」

――イ・オルさんは音痴だという話ですが、劇中、味のある渋い歌声を披露していますが？

「イ・オルさんは本当に歌がダメで、すごく悩んでいて、憂鬱な顔をして、ある飲み屋に行ったんだそうです。そうしたら飲み屋の主人が「どうしてそんな憂鬱な顔をしてるんだ？」と尋ねてきて、事情を話したら、飲み屋の主人が昔、歌手だったと話して、次の日に私の元に飲み屋の主人を連れてきたんです。それで歌ってもらったら、歌がとても上手くて、声もイ・オルさんの声と似ていましたので、実は歌はその方に歌ってもらってイ・オルさんは口パクで演技をしたんです（笑）」

――今や実力派のスター俳優のファン・ジョンミンさんの撮影エピソードを教えてください

「ファン・ジョンミンさんは愚直で単純なところがあるドラマーの役だったんですが、最初にキャスティングをした時に、「ドラムを叩いてもらいますが、ドラムを習いますか？」と聞いたところ、ファン・ジョンミンさんのお父さんがドラマーで、子供の頃、ドラムのスティックで叩かれて叱られていたので、大丈夫ですよと言ってくれました。ファン・ジョンミンさんはそれまで、演劇の舞台に立っていて映画はほとんど初めてだったんですが、映画に出演するのが楽しくてしょうがなくて、毎日現場に来ていたんです。それで共演のリュ・スンボムさんとは初対面だったんですが、気がとても合ってふざけたりして、私に叱られてました（笑）。それくらい抜群のケミ（共演の妙）を発揮してくれました」

――ファン・ジョンミンさんは自己紹介をする時、「顔が赤いファン・ジョンミンです」とおっしゃいますが、本作でも本当に顔が赤くて驚きました

「もともとファン・ジョンミンさんは、肌が赤いので、お酒を飲んでいないのに飲酒運転で引っかかるそうです（笑）」

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