【インタビュー】復讐劇の女王、韓国人気女優チャン・ソヒ！主演ドラマ「カッコウの巣」で悲劇のヒロインを熱演！「ドラマと違って楽しい現場でした！」

――ヨニを演じる上で、何かされたんですか？

「復讐劇というのはこれまで私がよく演じてきたジャンルです。そこに母性愛を表現するために、周囲の友人たちや、自分の甥や姪たちのことを考えて、それを土台に想像力を最大限に駆使して演じました」

――ソヒさん自身、ヨニに共感できる部分はありますか？

「ヨニのことを思うと、本当にかわいそうで…。一般的に考えれば、代理母で子供を生むなんてとても考えられない気がします。でも夫を愛していて、夫の実家では切実に子供を望んでいて、でも自分は子供を生めない体で…。そんな状況に直面すると、誰もが一度は代理母を考えるかもしれません。それに何よりヨニを演じるには、彼女に共感できなければならないんです。共感ができない部分は無理にでも共感できるように努力しました」

――代理出産をし、ライバルとなるファヨンを演じたイ・チェヨンさんとの共演はいかがでしたか？

「実は…チェヨンさんとは仲が良かったんですよ。仲が良すぎて、演技の呼吸もバッチリでした。おもしろかったのは、２人が体をぶつけ合ってモメる場面が多いんですけど、チェヨンさんは私より背が高くて体格も立派なので、力ではとても対抗できませんよね。それでチェヨンさんが『私がそっと押しますから、先輩は大きく倒れてください』。『わかったわ。私が押したら、あなたは大きな動作で倒れてね』という感じで事前に打ち合わせましたね。チェヨンさんとはホントに呼吸がピッタリでした」

――チェヨンさんと共演で特に記憶に残るエピソードはありますか？

「記憶に残っているのは、ファヨンが水に飛び込んで自殺しようとするのを、ヨニが助けるシーンですね。とても寒い現場で、苦労して撮影したんですが、メイキングを見ると、笑い声しか聞こえないんですよ。『寒いよー！』と言って笑いながら、和気あいあいとした雰囲気で撮影をしたんです。ドラマの中ではすごく深刻な場面なんですよ（笑）。でも、私たちはとても楽しく撮りました」

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