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【インタビュー】韓国人気イケメン俳優チソン! 主演ドラマ「キルミー・ヒールミー」(DVD発売中)で7つの人格を持つ多重人格者の御曹司を熱演!「自分の理想とする演技にまた1歩近づけた作品です」


★別人格_アン・ヨナ

――セギに続いて、女子高生ヨナの人格ですが、モデルにした人物はいますか?

「強いて言えば、母親にわがままを言っていた子供の頃の僕ではないかと思います。でも演じる時には、それを女の子に変えなければなりません。セギもとても自由なキャラクターに見えると思いますが、本当の意味で自由なのはヨナだと思います。何にも捕らわれずに『らららら~♪』という感じであちこち走り回って、オッパ(お兄さん)に会うための自分だけの人生を本当に楽しんでいると思います。まぁ、彼女の場合、格好よければみんな”オッパ”なんですけどね(笑)。彼女は、常にそういう心理で生きています。きっと誰かに止められても『なぜいけないの? 格好いい人が好きなんだもん、仕方ないでしょ』って言いそうですよね。心のままにオッパたちを追いかけるヨナを演じる時は、とにかく自由であることを意識しました」

――ヨナの衣装は制服でしたね?

「女の子の服はたくさんありますが、女子高生を一番よく表しているのは制服だと思い、選びました。でも、僕は男性ですからスカートだけはどうしても違和感があると思ったので女子高生の雰囲気は壊さずにその違和感をぬぐえるものはないかと探していました。そうしたら、彼女たちがスウェット(体操着)をスカートの下にはくと聞き、これはいい!と思ってはくことにしました。でも、ロケの時はやっぱり恥ずかしかったですね。大勢のギャラリーがいる中で走るシーンを撮影したんですが、本当に恥ずかしくて。この気持ちは誰にもわからないと思いますよ」

エキストラの女子高生たちと

「でも、恥ずかしいのは今日だけだ、迷いは全て捨てよう!と撮影に臨みました。そうしたら気持ちがノッてきてエキストラの女子高生たちに『あんたたち、静かにしなさい!』、『先輩って呼んでみなさい』なんて言ったりしていました(笑)。エキストラの女子高生たちとのやりとりのおかげで、かなりリラックスして撮影に臨めたことがとても記憶に残っています」

――撮影後半、ヨナのシーンで声が出なくなる病に見舞われたそうですね

「第18話あたりの撮影の時ですね。それまではうまく体調管理もできてたはずなんですが…。第17話で感情を爆発させてしまうシーンがあってその撮影の時に声が出なくなってしまったんです。その日から次第に声の出が悪くなり、数日後には、本当に声が出なくなってしまったんです。撮影が始まる前に監督に声が出なくなったことを伝えました。監督は目を真ん丸にして慌てていましたね(笑)。僕はちゃんと声を出しているつもりでしたが、それでも声が全く出ていない僕を見て監督の顔から血の気がひいていくのが見えたようでした。崖っぷちに立たされるというのは、まさにこのことだなと思いました」

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