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【インタビュー】韓国人気イケメン俳優チソン! 主演ドラマ「キルミー・ヒールミー」(DVD発売中)で7つの人格を持つ多重人格者の御曹司を熱演!「自分の理想とする演技にまた1歩近づけた作品です」


★別人格_シン・セギ

悲しみに満ちたセリフ

「でも、『覚えておけ。2015年1月7日夜10時、お前に惚れた瞬間だ』なんて突然言うセリフは、やはり少しぎこちなさはありましたね。何度も練習することで、自然に言えるようにはしましたが…。セギを演じながら思ってたことなんですが、本作を最後までご覧いただければ、こうした彼の一つ一つのセリフすべてが悲しみに満ちたものだということが必ず分かってもらえると確信しています」

――セギのファッションにもこだわりがあったそうですね

「セギの心には〝リジンに良く思われたい〟とか〝リジンに愛されたい〟しかないんです。リジンに出会ってから髪の毛がだんだんと上がって、毛先もツンツンし始めます。そうしたことでリジンにいい印象を与えて、自分を愛してくれるだろうと思うようになります。〝俺がこんなにかっこよくなっているのに、お前は俺を愛さないわけはない〟、〝なぜドヒョンと比べるんだ〟とかセギがいつも思っているそんな気持ちをヘアスタイルやメイクに反映させるようにしました」

赤と黒

「色にもこだわりました。赤と黒で〝強さ〟と〝男の色気〟を表現しようと思いました。スタイリストさんが他の素敵な衣装を持ってきてくださっても、『赤がいい。赤の服はどこ?』なんて言っていました。赤がない場合は黒だけでも探しました。スタイリストさんが『これもいいと思うんだけど?』と言っても、『いや、赤がいい』、『黒がいい』と言っていましたね(笑)」

――セギとドヒョンが対面する、鏡のシーンが印象的でしたが?

「自分自身と向かい合う芝居は今回のドラマで初めて挑戦しました。最初の鏡のシーンは、僕だけでなく現場のスタッフ全員、緊張していたと思います。撮影スタッフは、僕が現場に入る2時間も3時間も前からリハーサルをしていたそうです。人との会話には問いかける人と答える人がいるものですが、今回、それを一人でやるわけですが、それには誰もいないところに向かって、そこに誰かがいると仮定して演じなければいけないんです」

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