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【インタビュー】韓国イケメン俳優チュ・ジフン!主演映画『背徳の王宮』(3・19公開)で実在の希代の暴君の家臣を熱演!「台本を読まずに出演を決めました」


サブ7

――では、オファーを受けたとき、実際どのように感じられたんですか?

「ミン・ギュドン監督との縁もあって、オファーを受けてうれしかったですし良いと思いました。それにもちろん嫌でした(笑)。『背徳の王宮』の物語自体は興味深いと感じました。朝鮮王朝時代の奸臣イム・スンジェと稀代の暴君・燕山君(キム・ガンウ)の話から、映画の本当の主人公だといえる1万人の運平(ウンピョン/王の悦楽のために召し上げられた女たちのこと)まで。でも肌の露出が激しく、青少年観覧不可、というような部分は気になりませんでした。イム・スンジェという人物、彼が持つ感情とそれをどう表現すべきかという問題について悩みました。でもとても良いシナリオだと思いました」

――監督のスタイルを誰よりも知っているチュ・ジフンさんが本作を選ばれたことがとても興味深かいです

「(笑って)人間って本当に忘れる動物ですね。『アンティーク』や『キッチン』のときもそうだったんですが、〝ああ、こんな人だった!〟と思い出しました。『背徳の王宮』を撮影しながら、本来無かったベッドシーンを作り出し、露出シーンもありました。『監督、これって絶対必要なシーンですか?』と聞くと、彼は堂々と自分の論理を展開するんです。『だから必要だ』とあまりにも正直に話すので、僕もつられて乗せられてしまいます。監督はすごいメンタルの持ち主だと思います」

――監督が俳優の可能性を引き出しているように見えますが、いかがですか?

「監督と僕はあまりにも親しすぎるので、ざっくばらんに話し合う方ですが、本当に監督はありがたくも不思議な方なんです。俳優をその限界値まで引き上げてくれる監督ですが、その部分が映画には表だって現れません。全ての俳優達に同等に接してくれて、新人だからと言って配慮したり、大先輩だからと言って優遇したりもしません。なので『背徳の王宮』の撮影中はずっと、多大なる労働の後に飲むビールのような味わいを感じていました。揺るぎのない自信を持って作品を引っ張っていく監督の冷徹なスタイルのおかげで、このような素晴らしい作品が生まれたと思います」

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