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【インタビュー】韓国イケメン俳優ユ・アイン、映画「ベテラン」(12/12公開)で初の悪役、財閥御曹司を熱演!釜山国際映画祭オープントーク!「愛する人と一緒にいられることが1番のプレゼントです」


1003_07――ユ・アインさんはご自身の意見や考えをはっきりと発言する俳優として有名ですが、「ベテラン」では、憎々しい悪役、チョ・テオ役でした。実際のご本人とは相当な差があると思いますが?

「このような誤解を解かなければなりませんよね。多くの方が誤解されているようなので…」

――やはり演じるうえで、難しかった部分や、こんな気持ちで悪役を演じたなど教えてもらえますか?

「僕が考える一番最低な奴を…、人間が悪い道に進むとしたら、どういう姿になるかを考えながら演じました。誰でも、自分の中に悪があるじゃないですか、そういう面を隠しながら生きていきますが、もちろん僕にもあると思います。撮影する時だけはそのような悪の部分の蓋を開けて演じました」

――ところで、「ベテラン」でユ・アインさんが着ていたスーツが話題になりました。ユ・アインさんもアイディアを出したとのことですが、今日のファッションのコンセプトは?

「今日のコンセプトは『チョ・テオの日常』。チョ・テオが会社にいる時ではなく普段をイメージしてみました。実は先ほどもこの場にいたのですが、今日1日だけは様々な姿をお見せできればなと思って考えた衣装です」

――リュ・スンワン監督は、面白くて笑える映画として「ベテラン」を作ったとお聞きしましたが、ユ・アインさんの考えはどうですか?

「笑えるだけの映画を作ったわけではないと思います。〝笑える〟というのは皆さんにメッセージを伝える1つの方法にすぎなくて、笑いながら見れるけど、同時に何か考えることもできたと思います。重いメッセージを重いまま伝えることもできますが、劇場で疲れる映画は見たくないですよね? 最近は現実社会でも悪いことがたくさん起こっていますよね。お金持ちの家に生まれた人がみんなそうなるというわけではないですが、何の考えもなく大きくなったらどんな人間になってしまうのかについて、監督は表現したかったのだと思います」

――では、ユ・アインさんが考える今の時代の正義とは?

「先ほど、自分の意見や考えをしっかり発言する俳優という話もありましたが、俳優が自分の意見や社会に対する意見を発言しながら生きることは、やはりリスクもおいます。自分なりに自分の考えを表現し、行動にしながら生きることがとても大切なことだと思います。自分の考えを発言してみたり、他人の意見に耳を傾けたり、どうやったら仲良く生きていけるかを考えることが正義じゃないかと思います」

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