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【インタビュー】「ミセン―未生―」(DVD-BOX2 11/27発売)で大ブレイク!韓国イケメン俳優カン・ハヌル!「僕自身はブレイクしたって実感がないんです」


チャン・ベッキ役_カン・ハ

――エリート社員のチャン・ベッキを演じるにあたり、監督からアドバイスなどありましたか?

「監督に一番感謝していることは、僕の自由にさせてくれたことです。僕が何か意見を言うと、『ハヌル、君がやりたいようにやったらいい』と言ってくれて、それがすごくありがたかったです。でも、チャン・ベッキの容姿について、僕がメガネや2対8に分けたヘアスタイルを監督に提案したんですが、最初はだめだと言われました。周りの方々も、しきりにカン・ハヌルに似合うスタイルを薦めてくださるんです。でも、それはカン・ハヌルであって、チャン・ベッキではないじゃないですか。だから、『僕が考えるチャン・ベッキはこういうキャラクターなので、こういうスタイルで行きたい』と話したところ、監督も快く承諾してくれました」

――チャン・ベッキを演じるにあたって、何か準備をされたことはあるんですか?

「多くの方から、よく『会社生活をしたことがないのに、どうしてチャン・ベッキという人物を演じられたの?』と聞かれるんですが、僕は会社員経験はないのに、『ミセン』の原作ウェブ漫画をすごく楽しく読んだんです。ということは、『ミセン』はただ会社員や会社に関する話だけではなく、人と人の関係についての話を描いているから、僕が会社に通ったことがないから会社員の感情を感じられないということはないと思いました。雰囲気などを見るためにオフィスに行って実際に経験もしてみましたが、そこで感じたものは、『会社員が感じる感情も、会社員ではない僕たちの感情と同じなんだな』とか『人がすることなんだな』ということでした」

――では、チャン・ベッキと自身とで似ている部分と、似ていない部分があれば教えてください

「似ている部分はやはり、僕も自分がやろうと思ったことがあれば『できない』という言葉を聞くのが大嫌いなんです。チャン・ベッキも、そんな人物です。根性とこだわりがあります。僕もそうなんです。ベッキがやろうとする社会生活の方法、人に接する方法には間違いがありました。自分だけを考えて、優劣感、自惚れがとても強くて、そういう部分を見るとむしろ彼が愚かだと感じました。自分を曲げるということを知らない人は、いつか折れてしまうというじゃないですか。最初、ベッキのことをそういう人物だと見ていました。ベッキという人物が(精神的に)幼い人という印象を受けました。そんなベッキがチャン・グレという人物に出会い、少しずつ成長していく過程が、チャン・ベッキの一番の魅力ではないかと思います」

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