【インタビュー】韓国の鬼才キム・ギドク監督！藤井美菜×チャン・グンソク競演の韓国映画『人間の時間』3月20日(金)公開！「撮影中、チャン・グンソクさんのファンの皆さんに助けてもらいました」

――撮影するにあたって苦労されたことはありましたか？

「撮影をしたのが６月だったんですが、１１日間くらいで撮らなければいけなかったので、その短い中で撮るという苦労がありました。ほとんどシナリオの順番通りに撮影して、やはり軍艦の中ですので、どうしても場所が狭くて、それが問題にもなって大変でした。ただ狭いことによって移動の時間が少なくて良かったので、そこは助かりました」

――藤井美菜さんは体当たりの演技を披露していましたが、お仕事をされていかがでしたか？

「実はシナリオは大勢の方にお見せしたんですが、なかなか理解していただけなくて、やりたいって言ってくださる方がいなかったんです。でも藤井さんはこのシナリオを見てすぐに『やってみたいです』と言ってくれまして、それくらい作品のことをすぐ理解してくれました。本当に大変な役だったんですが、演技も見事にしてくれました。撮影中にかなり苦労や辛い思いをされたと思うんですが、それを乗り越えてくれたので、撮影を終えた時に藤井美菜さんに尊敬の念を抱くようになりました」

――映画の中で衝撃的なこともありますが、聖母マリアのような無垢な美しさを感じました

「この映画で最初に藤井美菜さんに会ったと時はキレイな女優さんだなって思ったんですが、映画の準備中も撮影をしている時もすごく芯の強い女優さんだなって思い、おっしゃられたように聖母マリアのように純粋でキレイな人のように思いましたね。それに加えて神秘的な部分も持っている女優さんだと思いました。映画をご覧になる方は多分、藤井さん、この役辛かったんだろうなって思ってくれると思いますが、それと同時に聖母マリアのように感じてもらえると思います」

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