【インタビュー】韓国イケメン俳優キム・ジェウク出演!日韓合作映画『蝶の眠り』(5/12公開)で年上の女性作家に惹かれる韓国留学生を好演!「日韓の違いはなく、いい役者は同じ匂いがするんです」
|――では、ご自身が日本で涼子のような魅力的な年上の女性と出会われたら、どうされますか?
「(苦笑いして)どう答えたらいいんでしょうか…。会ってみないと全然、わからないです」
――先ほど言われたように、チャネは涼子と出会うまで無気力な暮らしをしていますが、ご自身もそういうターニングポイントを迎える経験はありましたか?
「もともと僕は音楽から芸能界に入ったんですよ。役者っていうものは誰でもなれる職業でなく、僕はなれないなって思ってたんです。でも、僕にとっては師匠である演出家の方と出会って今の役者としての僕がいるんだと思います」
――チャネは太宰治の「人間失格」のファンでしたが、ご自身は普段は日本の小説は読まれますか?
「20代の頃、結構いっぱい読んでましたね。韓国で有名な日本の作家さんの本は全部読んだと思います。特に軍隊の時に本を読む時間がいっぱいあるんですよ。図書館に日本の小説もいっぱいあって、結構読みましたね」
――では、観客に本作の一番見て欲しいシーンはどこですか?
「好きなシーンが多すぎて、例えば二人の感情がぶつかるシーンとか、絵がきれいなシーンがあったり、笑えるシーンがあったり、いっぱいあるので1つは選べないんですけど、全体的に『蝶の眠り』という映画のトーン、個人的な感想なんですが、空気が冷たく見えながら温かいんですよ。そんなトーンを楽しんでもらえたらなって思います」
――最後に観客にメッセージをお願いします!
「5月12日に『蝶の眠り』がいよいよ公開になります。温かい応援と、出来れば劇場に足を運んで大きなスクリーンで楽しんでいただければと思います。絶対、お金と時間がもったいなかったなという映画ではないと思うので、楽しんで見ていただければと思います」