【インタビュー】韓国イケメン実力派俳優ユ・ジテ!主演日韓映画『ザ・テノール』(10/11公開)で声を失う天才テノール歌手を熱演!「日韓の俳優が1つになれてすごいことだなって思いました」
|――一番印象に残っているシーンはどこですか?
「東京の劇場で『アメージング・グレース』を歌うラストシーンですね。チェチョルさんの歌声にあわせて、小さな息づかいまでもあわせて歌うことができたんです。チェチョルさんの感情が私を含め、その場の全ての人に共感されて、一体感が作り上げられたと思います。それと同時に愛のメッセージが伝わるんじゃないかと思います」
――大変だったシーンはどこですか?
「撮影で特に大変だったシーンはないんです。でも映画で使われなかったシーンで、撮影効果のために普通に口を合わせるだけでも大変なのに、2倍速く歌ったり、逆に遅く歌ったりするのが、技術的に大変でした。なのに映画ではカットされてしまったんです(苦笑)」
――共演の伊勢谷友介さん、北乃きいさんの印象は?
「伊勢谷さん、きいさん、今回参加された日本のキャストの皆さんが心を込めて演じられているのを間近で見ることができて、ホントにすばらしいパートナーに巡り会えたんだなと思いました。こうやって私たち俳優が文化を通じて一つになれていることがすごいなと思いました」
――最後に日本のファンヘのメッセージを
「この『ザ・テノール 真実の物語』という映画は商業性と作品性を兼ね備えたものだと思います。なので、みなさん、ぜひ劇場に来て楽しんでください。映画に込められた愛のメッセージも届いてほしいと願っています」