【インタビュー】韓国の名匠 キム・ヨンギュン監督！”韓国の母” ナ・ムニ×キム・ヨンオク共演、韓国映画『最後のピクニック』9/12(金)公開―「80代の俳優が主人公の珍しい映画です」

――今作『最後のピクニック』、そして監督の前作『赤い靴』、『殺人漫画』、『怪談晩餐』もとてもおもしろく拝見させていただきました。まずは『最後のピクニック』がどのような作品か、ご紹介いただけますか？

「前作まで観てくださってありがとうございます。『最後のピクニック』は、私にとって非常に特別な作品です。主人公は８０代の俳優さんたちで、同世代の生き方をありのままに、しかもその世代の視点から描いています。私自身、これまでそうした映画を観たことはほとんどなく、本当に特別な経験をしているんだと感じながら撮影していました」

――では、本作を手がけようと思われたきっかけを教えてください

「私自身、老いた両親を見守ってきましたし、亡くした経験もあります。ですから、この物語をとても現実的に受け止められました。そんな折、ナ・ムニさんから「ぜひ映画化したい」と企画を持ちかけていただいたんです。個人的な経験もあって、迷わず手を挙げました。親の世代が現代を生きる気持ち、老いの現実、そこを描きたいと思いました」

📢 次ページにつづく、下の Next Page などをクリック、またタップ。スマホ版 📱 韓スタ！では、この下に関連記事など気になるコンテンツが満載。あわせてチェックしよう

Next Page  1 2 3 4 5 6