【REVIEW】韓国人気俳優イ・ビョンホン!出演ハリウッド映画『マグニフィセント・セブン』(1・27公開) でナイフ使いの東洋人ガンマンをクールに熱演!
|イ・ビョンホンはこれまで『REDリターンズ』、『G.I.ジョー バック2リベンジ』で悪役でありながら、主役を食う存在感を放っていたが、本作では主役の1人を熱演している。デンゼル・ワシントン演じる賞金稼ぎのサム、ギャンブラのジョシュ(クリス・プラット)などと雇われる〝ワケありのアウトロー7人〟の1人で、銃も使うがナイフの名手でもある東洋人のビリー役だ。
本作の見どころの1つは、それぞれファイトスタイルが違う7人のアウトローたちのガンファイトで、ビョンホンがナイフを使い戦うアクションはクールでカッコイイ! 東洋人として差別を受けてきたという背景もきっちりと描かれており、そのため立体的なキャラクターとなっている。
またビョンホンといえば、韓国で大ヒットした韓国版ウエスタン(キムチ・ウエスタン)の『グッド・バッド・ウィアード』を思い出すが、ついに本物のウエスタンに出演したという感じだ。
イ・ビョンホンは、オープニング作品としてワールド・プレミア上映がされた第41回トロント国際映画祭の記者会見で「デンゼル(・ワシントン)やクリス(・プラット)やイーサン(・ホーク)のような素晴らしい役者ととても凄い経験をしたよ。本当に最高だったね」と話している。
text by Shigeki Nakamura