韓スタ!9周年!韓スタ!9周年お祝い動画公開&プレゼント企画実施中!

【インタビュー】韓国人気実力派俳優チョン・ジェヨン!主演映画『さまよう刃』(DVD3/6発売)で、殺された一人娘の復讐を誓う父親を熱演!「実は自分が出ているシーンは好きじゃないんです」


チョン・ジェヨン

――では、撮影が大変だったシーンは?

「さっき言ったシーンも大変だったんですが、今まで自分が味わったことのない感情を演じるシーンが難しかったです。たとえば娘が殺されて霊安室に寝かされているところに自分の娘か確認に行く時…。もちろん今まで経験したことないですし、どう演じればいいのか難しさがありました。加害者の少年の家に侵入して、少年が録画した娘の無残な姿を見てしまうシーンですとか、心情的にかなり大変でした」

――さて、韓国ではここ数年、実力派俳優が注目されていてジェヨンさんもそのお一人だと思いますが?

「比較的、韓国では今までもそうだったと思いますし、これからもその流れは続いていくんじゃないかと思います。昔はルックスがいい人は演技力が伴わないということもあったかもしれません。でも最近の実力派と呼ばれる人たちはルックスも良ければ頭が良くて運動もでき、ケンカにも強い。おまけに努力もするので、これからも人気を博していくと思います。私のようなルックスのさえない人間には韓国でも呼びようがないので、ただ実力派、演技派とか個性派と呼んで下さってるだけですが(笑)」

――日本ではジェヨンさんのもう一つの出演作で、名匠ホン・サンス監督の「ソニはご機嫌ななめ」も公開されました。

「まず、私が出演した作品がまた日本で公開となり、とてもうれしいです。ホン・サンス監督は商業映画の撮影スタイルとは大きく違っていて、そもそもシナリオがないんです。朝、監督が書いたその日の撮り分のシナリオを見せられて、その場でセリフを覚えて相手役の人と合わせていくんです。とても新鮮な撮影現場でいい経験になりました」

Next Page  1 2 3 4

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.