【イベントレポ】韓国の国民の妹、K-POP人気ガールソロアーティストIU！日本で初の単独ライブ開催！高音3段ブースター解禁！
韓国での最新曲「あなたと私」が韓国人気音楽番組「ミュージックバンク」で６週連続１位に輝いたＩＵが、１月２４日に東京渋谷オーチャードホールで、初の単独ライブ「ＩＵ ＪＡＰＡＮ ＰＲＥＭＩＵＭ“ＳＰＣＩＡＬ ＬＩＶＥ”」を行った。夕、夜の２回公演で、日本プレデビューアルバム『Ｉ□Ｕ』購入者が抽選で各回２千名、合計４千人招かれた。
普段はクラッシックコンサートで使われ、芸術の殿堂とも呼ばれるオーチャードホール。楽団員３７名の東京ニューシティオーケストラを従え、黒のミニドレスのＩＵが登場。韓国での２００８年９月のデビュー曲「Ｌｏｓｔ Ｃｈｉｌｄ」（ロスト チャイルド）を情感たっぷりに歌い上げ、割れんばかりの拍手が送られた。
「私のショーケースに来てくれて、ホント、ホントにありがとうございます！ 私は日本語が上手じゃないけど、みなさんのために今日のコメントをぜんぶ日本語で準備してきました」と、アンコールを除き、全トークをかわいい日本語でこなした。「日本で初めてのショーケースだからちょっと緊張してます。拍手！」と、初積雪と雨の東京にちなみ、「Ｒａｉｎ Ｄｒｏｐ」（レイン ドロップ）を披露。
「次の曲はみなさんももう知ってます。でも聴いたら、びっくりすると思いま～す」と、３月２１日発売の日本デビューシングル「Ｇｏｏｄ Ｄａｙ」（グッド デー）の日本語バージョンをダンサーと共にキュートなダンスで歌い始め、なんとＩＵの声帯を守るため封印されていた、高音３段ブースターを解禁。その圧倒的な歌唱力に観客は大歓喜！ ライブ最大の見せ場となった。ラスト曲、韓国で昨年末リリースされた「Ｌａｓｔ Ｆａｎｔａｓｙ」（ラスト ファンタジー）から同名タイトル曲を披露し、「まだアンコールがあるよ。私すぐ戻るよ」と茶目っ気たっぷりに話して去る。
アンコールのトークでは「Ｇｏｏｄ Ｄａｙ」の日本語詞でもそのまま使われるキーワード「オッパ（先輩、年上の恋人の意）」を客席に向けて照れながら言うと、多くの男性ファンからの溜め息がもれる。「温泉に行ってみたい」「韓国の観客に比べて静かに聞いてくれる日本の観客がわーっとなってくれるようなステージをやってみたい」と日本でやりたいことを語った。
また大好きなアニメの「夏目友人帳」のエンディングソング「愛してる」を披露。そして「Ｇｅｅ」（ジー）のギターの弾き語りで話題となったＩＵはギタリスト イ・ジョンミンと弾き語りで「Ｌｏｖｉｎ’ Ｙｏｕ」（ラビン ユー）を甘美な歌声で歌い上げた。「今度はホント、ホントに、リアルに、マジでバイバイ。また会いましょう」と若き歌姫のクラシカルで、スイートなライブは幕を閉じた。
text & photo by Shigeki Nakamura
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