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【インタビュー】韓国新鋭女優イ・ソンギョン!ドラマ「女王の花」(DVD発売中)で貧しくも明るく生きる第2のヒロインを熱演!「人としてしっかりと人生を歩んでいきたいです」


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――では、ドングのように片思いをした経験はありますか?

「好きだと告白してしまうと、かえって意識してしまって、関係がギクシャクして気楽な友達を失うことになるかなって思ってなかなか言い出せなくて…。だからと言って、好きになった気持ちを抑えて以前と同じような感じで接することもできなくて、つらい思いをしたことはあります」

――相手の気持ちにはすぐ気がつくほうですか?

「状況によって違うみたいです。本当に全然気づかなかった場合もありますし、雰囲気ですぐわかってしまう人もいますね」

――NGをたくさん出したり、特に苦労したところはありますか?(ネタバレ注意)

「イソルが自分の産みの母がレナ・チョンであることを知ってショックを受け、実父に詰め寄るシーンがあるんですが、そのシーンは大変でした。涙を流さなければいけないのに涙は出ないし、驚いて怒らなくてはいけないのにうまくできませんでした。なぜうまく感情移入してイソルになりきれないのだろうと悩みました。集中力が足りないのだろうかとか…、色々考えもしました。先生が私の生みの母だって? いったいどういうこと?と考える時間の演技が必要なのに、泣かなければいけなくて、驚かなくてもいけなくて、それがうまくできなくてパニックになりました。本来はそういういくつもの感情をうまく案配して表現するのが俳優じゃないですか? ところが私はパニックになってしまってうまくできませんでした。編集されたシーンを見た時は、だめだなぁと思う部分が目に付き、残念でなりませんでした。それでも最善を尽くして演じたので、学んだことも多くて、良い経験になりました」

――印象に残っているシーンやお気に入りのシーンはありますか?(ネタバレ注意)

「イソルの感情を表すシーンで、完璧にイソルになりきって演じられたと感じたシーンがあります。母親が実の母ではない事実を知ってしまったシーンで、イソルが母親に『お母さんが、私を産んでくれたんでしょ、そうでしょ?』と言いながら母親と一緒に泣くシーンがあるんですが、最初に演じた時は、耳が遠くなったような感じになって涙も出なかったんです。それでもう一度撮り直したんですが、それでも涙が出てこなかったんですね。涙が出てこないので、悔しい思いをしながら家に帰ったんです。でも考えてみたら、涙が出ないこともあり得るんじゃないかと思えて、自分は本当に悲しかったんだ、驚いたんだと気づいたんです。もうかなり前のことなのに、今そのシーンを見ても悲しくなります。心からそう思って演じているからなのでしょうね」

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