【インタビュー】韓国の鬼才キム・ホンソン監督！韓国イケメン俳優ソ・イングク×チャン・ドンユン共演！韓国映画『オオカミ狩り』4/7(金)公開！「ソ・イングクさんが色気ある悪役を生み出してくれました」

――私も監督がおっしゃられたように色気のある悪役だなと思ったんですが、役作りするにあたって監督からアドバイスされた事はあるんでしょうか？

「ソ・イングクさんだけでなく、出演する俳優さんたちとは撮影する前になるべく多く会って、コミュニケーションをとるようにしています。ソ・イングクさんは、このジョンドゥというキャラクターが持っている、これまでどんな人生を送ってきたのか、その裏設定などについてお話もしました。また、そうやって、事前に私が持っているイメージ、考えを伝えてコミュニケーションを取ることによって、現場に入ってきた時には、すでにその役に溶け込んでいるという状態で演技をしてほしいというふうに考えているので、本当にいろいろな話をしていました。ちょうどソ・イングクさんは、撮影当時には、筋トレや運動にとてもハマっていまして、本作に〝怪人〟が登場するんですが、そのイメージが巨大な鋭い剣であったとすれば、ジョンドゥはそれ以上にバルクアップされた筋肉隆々な鍛え上げられたようなイメージを、ソ・イングクさんは持っていたんです。ですので、そのあたりを話し合って決めて撮影に臨みました。現場に入ってからは、本当に演技の上手い俳優さんですので、常時、ディレクションするという形で行なっていました」

――では、ソ・イングクさんとの撮影中の裏話を一つ教えていただけませんか？

「そうですね、私たちの現場はとにかく忙しくて、裏話ができる隙もないくらい、みんな仕事だけしていたんですが、でも、ソ・イングクさんは実際に本当に面白くて、可愛くて、大変魅力的な方なんです。一つお話しするとすれば、ジョンドゥの最も重要なシーンで、韓国語の罵声を浴びせるシーンがあるんですが、彼は歌手でもあり、また俳優でもあるんですが、その重要なカットでＮＧが出てしまいました」

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