【REVIEW】韓国イケメン実力派俳優チャ・スンウォン主演！韓国映画『奈落のマイホーム』11/11(金)公開！怖いのに笑ってしまう新感覚ディザスタームービー！

日本では福岡・博多駅前や東京・調布の住宅街の陥没、チリの巨大陥没穴（シンクホール）などを思い出させるが、本作ではマンション一棟が巨大陥没穴に吸い込まれるという前代未聞の災害を描く。何といっても、最大の見所はそのディザスターシーン。ハリウッドの大規模映画並みのＶＦＸで描き出し、改めて韓国映画の勢いを感じさせる。

韓国映画のパターンとして、序盤戦はコメディタッチで描き、徐々にシリアスになっていくが、本作は違う。チャ・スンウォン、キム・ソンギュン、イ・グァンスが決して大げさすぎない、軽妙なコメディー演技を披露し、本来なら命の危機もある怖いシーンなのに、なぜか笑ってしまう新感覚のディザスタームービーとなっている。『ザ・タワー　超高層ビル大火災』のキム・ジフン監督がメガフォンを執った。

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文：中村樹基（脚本家「世にも奇妙な物語」など）

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