【インタビュー】韓国人気イケメン俳優ユ・アイン!主演韓国映画『王の運命―歴史を変えた八日間―』(6/4公開)で実父の王に米びつの中で餓死させられる世子を熱演!「僕が持つ優しい面を表現しました」
|――思悼世子の複雑で劇的な感情の変化を演じるために努力されたことはありますか?
「思悼世子という人物が対峙している状況はとても特殊です。抜け出すことのできない運命にぶつかり、自分の思いとは異なる運命を受け入れなければなりません。王位継承が運命づけられた世子として生まれ、特殊な立場の人間だけにしか分からない感情をどう表現したらよいのか深く悩みました。米びつに入る前の怒りや、米びつの中で絶望から恐れに変化する極限の感情表現には特に集中しました。映画は過去と現在が交差する構成を取っていたので、演技に役立ちました。8日間の一日一日が切りかえポイントのようになって、演技の増幅を調節することができました」
――ところで、父で朝鮮第21代国王の英祖役のソン・ガンホさんとの演技はいかがでしたか?
「僕のことを俳優としてとても尊重して下さいました。英祖と思悼世子は、最も重要な瞬間に最も重要な演技を作り出す運命共同体でしたので、ソン・ガンホさん本人の役割ではない僕の役まで念頭に置きながら、撮影の間ずっと安らげる雰囲気を作って下さいました。目も合わせられないほどの大先輩なのに、演技の呼吸は完璧でした」