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韓国イケメン俳優アン・ジェヒョン×オ・ヨンソ初共演!韓国ドラマ「欠点ある恋人たち」DVDリリース中!鑑賞コラム公開!


あんなやつ気になるはずがない!と言いつつ、「15時間8分23秒会ってないけど何ともない」「勤務中だから男とデートはしてない」と気がつけば、カウンセラーが言っていた確定条件すべてが当てはまってしまうガンウ。恋する男の心理がわかりやすいほど行動に出ているのだ。やがて、復讐したかったはずの彼の気持ちは、「女は何をしたら喜ぶ?」「どうすれば気に入ってもらえる?」と変化し、ようやく気づくのだ。「おまえ(ソヨン)のそばにいると、自分が恥ずかしくなる。でも、僕はおまえがそばにいれば、本当の自分になれそうだ」

愛は人を成長させる!欠点こそが自分らしさであり、魅力にもなる。好きだから、自分のダメな部分=欠点を見られたくなくて。欠点に敏感になってしまうから、彼女を避けたくて。だけど、自分が思い込んでいる欠点が欠点とは限らないと、その人は気づかせてくれる。それが、ガンウにとってソヨンなのだ(ということは、少年時代のエピソードで明らかになる)。再びカウンセラーは言う。「言い訳するより、本心をアピールしましょう」妄想しては悶え、仕返ししようとしては玉砕し続けたガンウのソヨンへの一方的な想いは、面白いことに、彼が自分の気持ちに素直になった途端、彼女の心を動かし始めるのだ! ガンウが変われば、ソヨンも変わる。そんなガンウにソヨンは過去のある事実を告げ、彼女がガンウを拒み続ける理由、イケメン・トラウマの原因となった彼女の心の傷が明らかになっていく(この傷に物語の核心が!)「過去の衝撃的な出来事が、自分の体験のように思える。そんなことってありますか?」このガンウの問いに、カウンセラーは「同期化…」と答えるが、まさにそれ。彼女の心の傷を知ったガンウは、その痛みを自分のもののように感じるようになって初めて、「おまえも俺を好きになってくれ」という”自分軸の好き”から、「イヤなことがあったら僕に当たり散らせ」「声が聞きたくても会いたくても我慢する。邪魔しない」と、相手を思いやる”相手軸の好き”へと変わっていく。そう、愛は人を成長させるのだ!

ガンウ&ソヨンだけではない。ソヨンに想いを寄せるガンウの従弟ミニョクや、ソヨンのイケメン兄弟3人衆、2人の親友ヒョンス&ミギョンなど、それぞれにどこか難ありのキャラクターたちが織りなす恋愛模様にも、わかりやすい「好き」の心理描写がてんこ盛り。いずれも「漠然と気になる感情」から始まり(序盤)、その人の前では素直にならざるをなくなり(中盤)、やがて「相手を案じ大切に思う好き」に変化していく様(後半)までが、コミカルかつ愛おしく綴られていき、応援したくなること請け合い。そして、最後にはこう思う。どんな欠点ある人たちでも、「素直」な自分にさせてくれる人がいて、その瞬間、欠点だと思っていたものこそが自分らしさであり、魅力にもなり得るものなのだと。

文:高橋尚子(ライター)

「欠点ある恋人たち」

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発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
©2019MBC
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